本当に涼しいの?冷風扇とスポットクーラーの違いを解説!

<strong>リチコ</strong>

リチコ

どうも!家電量販店員ブロガーのリチコ(@richi_fuyu)です!

うだるような暑ーい夏。エアコンは涼しいけれども、ずっとつけていると涼しくなり過ぎて体に不調をきたしてしまう…でも扇風機だけでは暑さを乗り切れませんよね

家電量販店に行くと、「涼しすぎない冷風で夏を快適に!」なんて触れ込みで『冷風扇』と『スポットクーラー』が鎮座していると思います。正直どっちがどんな製品か分からないと思いませんか?(接客していると結構違いが判らないとおっしゃられるお客様は多いです)

そして本当に涼しくて扇風機より夏を快適に過ごせるのか?なんて疑問もあると思います

正直どちらも過度に期待しすぎるとガッカリする可能性がある商品です

しかし、それぞれの特性を理解して利用するシーンを限定すると快適に使用できる商品でもあります

本記事では家電量販店員の私が、『冷風扇』と『スポットクーラー』の違いを簡単に、そして涼しさなどについてご紹介いたしますね!

スポンサー広告

冷風扇は自然な冷風でクーラーが苦手な人におススメ

まず、冷風扇とスポットクーラーは冷風を出す原理が全く違う商品になります

冷風扇は気化熱の原理を利用した簡易的な冷房装置なんです。某TVショッピングとかで紹介されているポータブルクーラーとかは実は冷風扇になります。

ものすごく簡単に図にしてみると下記図のような感じです

冷風扇の図解

水は蒸発する際に周囲の熱を奪います(これが気化熱)

冷風扇は外気を取り込み、水分を含んだ蒸発用フィルターに通過させることで水の蒸発を起こし、温度が低下した冷風が放出されるのです

自然な涼風に近いので、クーラーが苦手な方におススメできます。が、もちろんデメリットもあります。

それでは冷風扇のメリットデメリットをまとめてみましょう

冷風扇のメリット
  • 消費電力が少ない(約40W程度。1時間約1円)*1kWhあたり27円計算
  • 騒音が少ない
  • 小型で軽量、価格が比較的安い(1万円しない商品も多い)
  • 過度に冷えすぎない
冷風扇のデメリット
  • 水の気化を伴うので、室内の湿度があがって締め切った部屋だと逆に蒸し暑くなる
  • エアコンのように部屋全体を冷却はできない
  • 水が汚れたり、フィルターにカビが生えるなどの事があり不衛生になりやすい
  • 湿度が高い梅雨などは気化熱による効果が得にくいので冷風がでないこともある

<strong>リチコ</strong>

リチコ

自然な涼風をだせるのでクーラーの強い冷風が苦手な人にはうってつけなんですが、メンテナンスが加湿器なみに面倒なのが…

冷風扇を使うポイント
  • 冷風扇は部屋の湿度が上がってしまうので、部屋の窓を開けて運用するのがおススメ
  • 部屋全体は冷やせないので、書斎などで一人だけで使用するのが望ましい
  • 購入する場合は、冷凍して使える冷却パックが付属しているものがおススメ

スポットクーラーは

スポットクーラーは内部にコンプレッサーと熱交換器を備え、室内の空気を吸い込み冷風と温風を放出する冷房装置です。原理的には窓用エアコンに近いですね

エアコンは室内機と室外機に分離してますが、スポットクーラーは簡単に言うとそれが一体型になんです

図にすると下記のような感じですね

スポットクーラーは室内機と室外機が一体型のようになっているので、本体から温風も放出されます

スポットクーラーの出す冷風は、冷風扇の自然な冷風と違ってしっかり冷えた風です。なので近くで当たっていると肌寒さを感じるくらいですよ

そんなスポットクーラーのメリットとデメリットをまとめてみましょう

スポットクーラーのメリット
  • エアコンを取付けできない部屋などに簡易クーラーとして設置可能
  • 温度設定にもよるが、吹き出し口の冷風はかなり冷たいのでしっかり冷える
  • 除湿機能や温風機能がある機種であれば一年中活躍できる
スポットクーラーのデメリット
  • 運転音と電気消費量は大きい。(約750W程度。1時間約20円)*1kWhあたり27円計算
  • 締め切った部屋で使用すると全体的な室温は逆に上がってしまう
  • ノンドレイン式ではないものだとタンクにたまったドレイン水を定期的に捨てる必要がある

<strong>リチコ</strong>

リチコ

スポットクーラーを使うなら、排熱ダクトが付属している機種かつ窓などから排熱できるように環境を整えるのが必須です

スポットクーラーを使うポイント
  • エアコンを取付けられない納屋などで作業する際に使用するのがおススメ
  • BBQなど野外なら排熱問題はそこまで問題ない
  • 騒音は大きいので、音に敏感な方にはおススメしません

ちなみに我が家では子供たちが寝る部屋にスポットクーラーを使用しています。正直騒音は除湿機より大きいのですが、子供たちは慣れたのか気にすることなく寝てます。

部屋のドアから排熱ダクトを出しているだけですが、扇風機を併用して室温32℃から3時間ほどで室温28℃くらいまで下がりました。でもそれ以上は下がりませんでしたね。寝るだけなので逆に冷えすぎずにちょうどいいくらいですが。

ちなみに排熱ダクトを流している廊下は

冷風扇とスポットクーラーの違いまとめ

それでは最後に冷風扇とスポットクーラーの違いをまとめてみましょう

冷風扇
  • 自然な涼風に近い冷風が特徴
  • 湿度が高いと冷風になりにくい
  • 部屋全体は冷やせない。
  • 水タンクなどの手入れは必須
スポットクーラー
  • 肌寒いくらいの冷風を放出できる
  • 騒音と電気消費量は高い
  • 締め切った部屋では室温が上がるので、排熱する環境は整える
  • ノンドレイン式なら水捨てが不要

ここまで冷風扇とスポットクーラーの違いについて簡単にご紹介しました

簡易冷房装置をうまく使い、暑い夏を乗り切りましょう!!

それでは、リチコでした~

スポンサー広告
冬野リチコ

冬野リチコ

5年以上、地方の家電量販店で勤務してます。総合家電アドバイザーの資格あり。家電は生活を豊かにする!をモットーに、選び方やオススメの商品、レビューを投稿していきます。

FOLLOW

カテゴリー:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です